【2026年10月】Claudeで何ができる?|4か月で実際に任せた仕事8つ(サーバー作業・記事作り・自動化)と失敗

Claude活用

Claude は、文章を書いたり質問に答えたりするだけでなく、ファイルを読み書きしたり、ターミナルのコマンドの結果を読んで次の手順を考えたり、ブラウザを操作したりもできる。筆者がこの4か月でいちばん助かったのは、仕事のサーバー作業だった。WordPress 16か所の更新や、メール5,986通の引っ越しを、照合まで含めて Claude と分担して終えた。

この記事では、2026年6月〜10月に筆者が実際に Claude に任せた仕事を8つ、うまくいかなかったことも含めて書く。

使っている環境

  • プラン:Claude の Max(5x)。料金と使える量はプランで違うので、公式の料金ページで確かめてほしい。
  • Claude Code:ターミナルで動く Claude。ファイルの読み書きやコマンドの実行ができる。このブログの仕組みや、仕事のサーバー作業で使っている。
  • ブラウザ操作:Claude が Chrome を操作して、管理画面を読んだり、入力を手伝ったりする。パスワードの入力や送信ボタンは自分で押す。
  • 定期実行:Mac の launchd で、決まった時間に Claude Code を動かしている。

実際に任せた仕事8つ

仕事 Claude がしたこと 自分がしたこと
1. 仕事のサーバー作業 手順書づくり、コマンドの出力の読み取り、件数と md5 の照合 コマンドの実行、サーバーパネルの操作、取引先との連絡
2. ブログ記事の下書き 毎週1本の下書き、料金などの公式ページの確認 体験の追記、公開の判断
3. 調べもの ASP の案件の条件や確定率の比較、公式ページの読み取り どれに申し込むかの判断
4. Search Console の診断 全記事の数字の集計と仕分け案 どの記事を直す・外すかの判断
5. アイキャッチ画像 画像生成 AI(Gemini)の画面を操作して作成・保存・設定 仕上がりの確認
6. Threads の自動投稿 投稿文の作成と投稿 方針の決定、返信
7. フリーランスの案件探し 案件サイトの巡回、条件に合う案件の絞り込み、提案文の下書き 応募するかの判断と送信
8. 売買ルールの検証 暗号資産の売買ルールを過去のデータと紙上の取引で検証 検証する仮説と、続けるかの判断

1. 仕事のサーバー作業(いちばん助かった)

勤務先では、取引先のサイトやメールを置いたレンタルサーバーの契約を、2026年8月から10月にかけて7つから3つに減らした。Claude Code が手順書を作り、筆者がコマンドを実行して、その出力を Claude が読んで次の手順を決める、という分担にした。サーバーの鍵には Claude を触れさせていない。

  • WordPress の重大な脆弱性への対応で、SSH と WP-CLI を使って16か所をまとめて更新した(手順の記事)
  • メール4アカウント・5,986通を別の契約へ移し、1通ずつ照合して抜けが0であることを確かめた(手順の記事)
  • 解約する契約に残っていたデータベース50個を取り出して保管し、md5 で照合した(チェックリストの記事)

手作業なら何日もかかる照合を、数字で確かめながら進められたのが大きかった。

2. ブログ記事の下書き

毎週月曜の朝に Claude Code が下書きを1本作り、WordPress に下書きとして保存する。自動では公開しない。料金などの数字は公式ページで確かめ、体験は筆者が足してから公開している。仕組みと失敗は収益化の記事に書いた。

3. 調べもの

アフィリエイトの案件を選ぶとき、Claude にASP の管理画面を読ませて条件を比べた。同じ会計ソフトの案件でも、代理店の案件は確定率が1.47%、エックスサーバーは78%と大きく違うことが分かり、申し込む先を決めた(ASP の登録と提携審査)。

4. Search Console の診断

公開していた33本の数字を集計し、「伸ばす・まとめる・外す」に仕分ける案を作らせた。6月に出した18本のうち16本が Google に登録されていないことも、この集計で分かった(Search Console の見方)。

5. アイキャッチ画像

画像は Gemini で作っているが、プロンプトの入力から保存、WordPress への設定までを Claude がブラウザを操作して代わりにやった。画像の中の文字が崩れていないかは、毎回目で確かめている。

6. Threads の自動投稿

Claude が投稿文を作って、毎日自動で投稿している。ただ、5か月で123本投稿してフォロワーは0、いいねは月に1〜6件だった。さらに、設定の書き換えミスで、試してもいない体験談や作った数字を書く投稿が一時期36%まで増えていた(2026年10月に修正済み)。自動投稿だけでは読まれないことと、AI は体験を作ってしまうことの両方を学んだ。

7. フリーランスの案件探し

案件サイトの新着を定期的に巡回させ、条件(作業の範囲・時給の目安・連絡の時間帯)に合うものだけを残し、提案文の下書きまで作らせている。応募するかどうかの判断と送信は、筆者がしている。

8. 暗号資産の売買ルールの検証

思いついた売買ルールを、過去のデータと紙上の取引(実際のお金は使わない)で検証させている。これまでに検証した8つのルールは、どれも勝てる根拠が見つからなかった(不採用)。いま検証中の1つも、途中経過はマイナスだ。これは売買の勧めではなく、検証のやり方の例として書いている。

任せていないこと

  • パスワードの入力:ログインは自分でする。
  • メールやメッセージの送信:Claude が作るのは下書きまで。
  • お金と公開の最終判断:申し込み、売買、記事の公開は自分で決める。

うまくいかなかったこと

  • 体験を作ってしまう:上の Threads の件のように、体験の欄を AI に任せると、それらしい数字や体験談を書く。体験は自分で書く。
  • 見込みが外れる:売買ルールの検証で、Claude が手元の再現実験から「本番でもほとんど取引は起きていない」と見込んだが、本番のデータを見ると134件あった。結論は実際のデータで確かめてから出す。
  • 定期実行が静かに止まる:ログインの期限切れで、週次の作業が2日間止まっていた(定期実行で壊れた6つの原因)。

これから始めるなら

最初は、チャットで調べものや文章の下書きを頼むところから始めればよい。ファイルを扱う作業や、決まった手順の繰り返しを任せたくなったら、Claude Code を試す。どちらの場合も、数字や固有名詞は公式ページで確かめ、体験は自分で書く。

よくある質問

Q. 無料でどこまで使える?

A. プランによって使える量や機能が違い、時期によっても変わる。公式の料金ページで確かめてほしい。料金の考え方はClaude の料金プランにもまとめている。

Q. 仕事で使っても大丈夫?

A. 筆者は、サーバーの鍵やパスワードには触れさせず、取引先の名前やドメインは記事に書かないようにしている。社内のルールがあれば、それに従うのが先だ。

まとめ

  • Claude は文章だけでなく、ファイル・コマンド・ブラウザを使う作業まで任せられる。
  • 筆者がいちばん助かったのは、仕事のサーバー作業の照合だった。
  • 体験は AI に書かせない。結論は実際のデータで確かめる。パスワードと最終判断は自分で持つ。

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