Google Search Console(以下 GSC)で最初に見るべきなのは、クリック数よりも「記事が Google に登録されているか」だ。登録されていない記事は、どれだけ直しても検索結果に出ない。
このブログは、8月に一度 GSC を見たきり、ほとんど見ていなかった。その間に Google に登録されたページが減っていき、6月に公開した18本のうち16本が登録されていないことに、10月15日まで気づかなかった。この記事では、そのとき GSC のどこを見て、何をしたかを、実際の数字で書く。
このブログの数字
| 時点 | Google に登録済み | 未登録 | 検索のクリック・表示(直近3か月) |
|---|---|---|---|
| 2026年8月18日 | 34 | 12 | クリック4・表示248(6月14日〜8月18日) |
| 2026年10月15日 | 24 | 34 | クリック9・表示407・平均掲載順位23.1 |
| 2026年10月19日 | 23(10月17日) | 35(10月17日) | クリック9・表示411・平均掲載順位21.5 |
登録済みのページ数のグラフは、9月下旬から下がっていた。記事以外のページ(カテゴリやフィードなど)も含んだ数字だ。
最初に見る2つのレポート
- ページ(インデックス作成):どのページが Google に登録されていて、どのページがなぜ登録されていないかが分かる。このブログで見落としていたのはここだった。
- 検索パフォーマンス:検索結果に表示された回数(表示回数)、クリックされた回数(クリック数)、クリック数を表示回数で割った値(CTR)、平均掲載順位が分かる(定義はSearch Console ヘルプ)。ページ別・検索語別に切り替えられる。
GSC を使い始めるには、サイトの所有権の確認が要る。方法は、HTML ファイル・HTML タグ・Google アナリティクス・Google タグ マネージャー・DNS レコードなどから選べる(Search Console ヘルプ「サイトの所有権を確認する」)。
「ページ」レポートで、登録されていない理由を見る
10月15日に見たとき、未登録の理由は次のとおりだった。
| 理由 | 件数 | 中身 |
|---|---|---|
| クロール済み – インデックス未登録 | 26 | うち記事が16本(6月に公開した記事のほぼ全部)。残りはフィードなど |
| 検出 – インデックス未登録 | 4 | 運営者情報・お問い合わせ・カテゴリ2つ |
| noindex タグによって除外 | 3 | — |
| 見つかりませんでした(404) | 1 | — |
「クロール済み – インデックス未登録」は、Google がページを読んだうえで、登録していない状態だ。Google のヘルプには、今後登録されることも、されないこともあると書かれている(Search Console ヘルプ「ページのインデックス登録レポート」)。このブログの16本は、「Claude の料金」「AI ブログは稼げるか」のような一般的な題材で、筆者の体験がほとんど入っていない記事が中心だった(短いものは1,200〜1,800字ほど)。
URL 検査で1本ずつ確かめ、書き直したページだけ登録をリクエストする
画面上部の検索欄に記事の URL を入れると、そのページの状態が出る。たとえばサーバー比較の記事では「URL が Google に登録されていません」「クロール済み – インデックス未登録」と出て、前回のクロールは2026年6月17日のままだった。
ここで「インデックス登録をリクエスト」を押すと、Google にクロールを促せる。ただし、Google のヘルプには次のように書かれている。
- リクエストしても、検索結果に表示されるとは限らない
- 1日に送れるリクエストの数には上限がある
- 「クロール済み – インデックス未登録」の URL は、クロールのリクエストを再送信する必要はない
(出典: Search Console ヘルプ「URL 検査ツール」、上の「ページのインデックス登録レポート」。いずれも2026年10月19日確認)
そこで、このブログでは中身を書き直したページと新しく公開したページだけ、リクエストを送った。10月17日〜19日に12本。体験の無い記事や、内容が重なった記事の5本はゴミ箱へ移した。送ると「URL を優先クロール キューに追加しました」と出る。1本は「送信中に問題が発生しました。しばらくしてからもう一度お試しください」と出たが、同じ日の夜に送り直したら通った。登録されるかどうかは、まだ結果が出ていない。
検索語を見て、直す順番を決める
検索パフォーマンスを「ページ」と「クエリ(検索語)」で見ると、どの記事があと少しで1ページ目に入りそうかが分かる。このブログでは、独自ドメインの記事が「ドメイン 決め方」で11〜13位だったので、真っ先に書き直した。
表示回数が少ないうちは、検索語がほとんど出ないこともある。収益化の記事は表示があったのに、検索語は1つも表示されなかった。
つまずいた点
- Google アカウントを複数使っていると開けないことがある:筆者の環境では、GSC の権限があるアカウント以外で開くと「アクセス権がありません」と出た。ブラウザで切り替えているアカウントを確かめる。
- アクセス解析が止まっても GSC は残っていた:テーマの更新で Google アナリティクスの設定欄が変わり、2026年8月17日ごろから10月14日まで計測できていなかった。その間も GSC のデータは残っていた。
- AI 検索での表示は別のレポート:AI による概要などでの表示回数は、2026年8月31日から全サイトで専用のレポートで見られる。詳しくはAI検索 引用 対策に書いた。
見る頻度:週1回、「ページ」の登録数だけでも見る
このブログの一番の反省は、見ていなかったことだ。9月下旬から登録済みのページが減り始めていたのに、気づいたのは10月中旬だった。毎週1回、「ページ」レポートで登録済みと未登録の数が大きく変わっていないかだけでも見ていれば、もっと早く手を打てた。
よくある質問
Q. 公開したばかりの記事が出てこないのはなぜ?
A. まだクロールされていないか、クロールされても登録されていない可能性がある。URL 検査で状態を確かめる。
Q. 「インデックス登録をリクエスト」を何度も押せば早く登録される?
A. Google のヘルプでは、リクエストしても登録は保証されず、1日に送れる数に上限がある。このブログでは、中身を直したページと新しいページだけ、1回ずつ送っている。
Q. 掲載順位が10〜20位の記事はどうする?
A. あと少しで1ページ目に入る位置なので、書き直す価値が高い。このブログでは、体験や確認した数字を足して書き直している。
まとめ
- GSC でまず見るのは「ページ」レポート。登録されていない記事は、検索結果に出ない。
- 未登録の理由は「ページ」レポートで分かる。このブログでは、体験の無い一般的な記事の多くが「クロール済み – インデックス未登録」だった。
- 登録リクエストは保証ではなく、上限もある。中身を直したページと新しいページに絞って送る。
- 週1回、登録済みのページ数が減っていないかだけでも見る。


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